柏原さんの日常

おるたなてぃぶな生活を

日記【11月9日】

 2日も日記を更新し忘れた。ほぼ毎日欠かさずやってたから少し後悔。

 この前の日曜は友達と3人で飲んだりカラオケ行ったりして遊んだ。久しぶりにむちゃくちゃ楽しかった。人は怖いけど、同時に人がいないと生きていけないなと思った。

 最近は京アニ版のKanonを観てる。key作品を見返そうと思って観始めた。Kanonは雪降る街が舞台だ。僕も高校時代雪の降る街で過ごしたから、とてもノスタルジックな気分になる。

 Kanonといえば、Kanon問題というのが昔話題になった。Kanon問題とは恋愛ノベルゲーム上のある矛盾のような問題を取り上げたものだ。ゲーム上において奇跡が1度使えるとする。そして主人公の周りには様々な問題を抱えた女の子たちがいる。しかし奇跡を使って助けられる女の子は1人しかいない。誰か1人を選んだ場合、ほかの女の子はそのルート上で救われないのではないか、見捨ててることになるのではないかという問題だ。これに対してネット上で20年前に議論になってたが、僕はある種の回答を見つけた。それは物語上で描かれないものは、あくまで可能性に過ぎず、必ずしも見捨てたことに、救われないことになるわけではないということだ。そして観測されない、可能性の域を出ないものに関しては、プレイヤーの立場として祈ることが良い立ち位置であり、可能性に意味があるとすれば、それは各プレイヤーの思うところであるということだ。この回答を僕は信じている。また現実においても有意義な見解だとも思う。

 例えば僕には疎遠になって、今どうしてるか分からない昔の友人がいる。けれどそれに対して今僕が出来るのは幸せであってくれと祈ることだけだ。そう考えれるようになってから幾分か生きるのが楽になったかもしれない。まあこのはなしは話はおいおい

していきたいと思う。

 それではまた明日。