メイドカフェにて
今日HoneyHoneyという秋葉原のメイドカフェに行ってきました。
以前に一度別のメイドカフェには行ったことがあるのですが、そこはエンタメ系と言われるタイプのメイドカフェでした。猫の世界という設定で、僕もネコミミをつけて色んな場面でニャンニャン言わなくてはならなく、初心者にはかなりレベルの高い感じがしました…苦笑。まあ本気でニャンニャンしましたが。
実際楽しかったですし、満足感もあったのですが、僕もあまり明るい人間ではありませんし、もう少し落ち着いたところがいいなと思っていたので、今回はクラシカル系と呼ばれているHoneyHoneyに行くことにしました。
料理しか写真撮れなかったので店内のはありませんが、普通の喫茶店みたいでかなり雰囲気良かったですね。落ち着いた感じがグッド。
何より料理が美味しかったです。こういうお店ってあんまり料理が美味しくないという偏見が少しあったので、申し訳なく思いつつもたいへん美味しくいただきました。
オムライスにうさぎさんの絵を描いてもらいました…!
クラシカル系で落ち着いてるとはいっても、メイドさんが時折話しかけてきてくれます。
「お料理どうでした?」とか「どういった経緯でご来店されたのですか?」とかそんな他愛のない感じで。
笑いが何度も起きる会話ではないですが、結局のところ僕がしたいのはそういう他愛のない話でしたから、とても心地よく会話をしました。なかなか他愛のない話をする機会ってなくて、僕は他愛のない話をしたい人なので、そういった話をできるのは、なんかいいなぁなんて。
以前、「お前メイドさんかわいい〜!やさしい〜!って、そのメイドさんたちは商売でやってるんだからな」と友人に言われたことがありました。
もちろんメイドカフェはそういう商売だってのは分かっていますし、お客もお店も互いにそれを理解しているからこそ楽しめる空間なんじゃないかと思います。ディズニーランドみたいに、夢の国という「設定」を理解して楽しんでいるのと似ている気がします。
いわば虚構の世界なんでしょうね。小説や映画や演劇とも同じように、虚構にのめり込んだ方がより楽しめる世界。
作り物だと分かっていても、確かに僕の目の前には「やさしい世界」が広がっていましたし、僕はそれに騙されて楽しんでいました。
あくまで虚構ですが、メイドカフェは僕の望んでいた一つの世界線なんじゃないかと思いました。
秋葉原のHoneyHoney、おすすめなのでみなさんもぜひ一度行ってみてはどうでしょうか?