柏原さんの日常

おるたなてぃぶな生活を

鬱がひどくなってきた現状

 20歳になった。あっけなく大人の仲間入り。

 ここ2週間くらいで一気に病状が悪くなってきてる。通院前に戻ってきてるような。より変な感じになっているような。不安感や憂鬱が増してく、不眠や睡眠の質が悪化する、自分がなんだか分からなくなる。毎日死ぬことばかり考えてる。周りの人を裏切ることになるから、死なないけど。ここまで生きてきたからもう少し頑張って生きたい。それに僕は死んでも保険金がおりないらしい。死ねない口実はたくさんあるから実際命を絶つことはないだろうけど、毎日ほとんどの時間、希死念慮がまとわりついてるのはキツイ。楽しい嬉しい気持ちがでても希死念慮や不安感はなくならない。

 イフェクサーの効果は効いてきた気がする。身体は少しずつ元気になってきてる。でも心と身体がちゃんとリンクしてない。たまにすごく気分が良くなって都市部とか歩き回ったり、バイトとか練習とか張り切ったり、活発になる。でも帰ると身体が相当疲れていることに気づく。あるいは早起きして目覚めが良くて身体はいける!ってときに、心の方が疲弊して憂鬱で、重しが乗っかってきたみたいに動きたいのに動けない。なんか不思議だ。午前中に活動できない。怖い。不安だ。身体は元気なのは分かる。それに何かしたい!何かしなきゃ!みたいに落ち着かない。けどなんもできない。心と身体がうまく比例しない。みんな一体どういうシステムでコントロールしてんだ。

 あと自分がよく分かんない。自己否定や自己嫌悪が諸悪の根源だとは分かっていても、昔っからの習慣だからどうにもできない。どうすればいいか分からない。本当に僕は病気なのか?健常者じゃないのか?って疑問に思って断薬もした。2〜3日ももたずにめちゃくちゃ苦痛で薬はちゃんと飲まなきゃなって思い知った。飲み続けることだけは最低限しなくちゃね。でも病気だとしても嫌だ。とっとと健常者になりたい。そもそも健常者って何だって考えちゃうから、あんま考えすぎないように。毎日自分のこと考えすぎて深淵に落ちちゃう。成人の肩書きが付いたことで余計に圧迫される。思考で分かっていても、心がそれを認めない感じ。

 社会とも関わりたくなくなってきてる。何も見たくない。誰とも関わりたくない。SNSもアンインストールして視界からシャットアウトしてる。SNSなんて時としてノイズだらけの地獄に見えちゃう。なるべくニュースも見ない、見たくない。

 だけどバイトとサークルは続けてる。これはあんまり心に負荷がかからない。まあバイトは夏の連勤で疲れがたまってる。無理やり身体に鞭打って出勤。仕事中は無心で休むことなく喋り続けてる。上司には、よくそんな喋り倒せるねなんて心配と少しの賞賛混じりに言われた。教えていて楽しいし、仕事中は何も考えずに時間がすぎるから楽だ。ただ帰りには心身ともに疲れが一気にきて、ダメに

なっちゃう。といっても明日で夏期講習の連勤も終わりだから頑張ろ。終わったら終わったでまたキツくなるんだろうけど。まずは明日のことだ。

 

 正直今すごく辛い。夏は嫌いだ。早く冬になってほしい。コートを羽織りたい。冬の方が落ち着くんだ。季節のせいかはともかく、とにかく心が辛い。やめれるもんなら今すぐ鬱病やめたい。とっとと楽になりたい。ずっと付き合っていくんだろうなと分かってるから、完全に治ってくれとは期待しない。

 ひとまず半期が終わった。あともう半期で折り合いをつけなくちゃ。焦りがでてくる。焦っちゃダメなんだけど。

 本当に心が無理なんだ。説明しにくい苦痛や憂鬱や悲壮で満ちているんだ。最後は自分で決めて、自分で乗り越えなくちゃいけない。でも全然ゴール地点がみえない、みえなくなった。やれることからやってる。後期から他大のゼミに入ることにした。完全に教授のご好意。ありがたい。復学したいから、なんとかそれに向けてやれることをやっていくし、少しずつやってる。

 それでも辛いものは辛い。病状は悪化してるように思う。落ち込むのはもちろんだけど、よく分からない、把握出来ない。感情のコントロールができない。バグってる。

 自分ができることはやってる。最後は自分自身にかかってることも強く自覚してる。けど今は助けて欲しい。誰かに優しくしてほしい。わがままなのは分かってる。助けて、助けて、助けてほしい。暖かい陽だまりの下で感じるような幸福を感じたい。どんどん薬に依存してる。今のところ薬でしか幸福を感じられない。薬がないと生きていけない。みっともないと分かっていても、薬に縋りに縋ってる。一ヶ月前にレキソタンソラナックスが多少処方量は増えたけど、これ以上増やしたくないみたい。依存してきてるのをお医者さんも把握してるから、ストッパーになってくれてる。増やしてくれ!と思う一方で、ありがたいと感じてる。お医者さんは本当に良くしてくれてる。けれどお医者さんもやれることが決まってる。「薬じゃなくて、誰かパートナーのような人に頼れるといいのですが…」と言われ、カウンセリングも勧められた。今のところはカウンセリングに行ってないし、すぐ行くつもりもない。気が向いたら行ってみるかくらいに思ってる。

 でもやっぱり、誰かに優しくされたいんだ。価値ない人間だと自己否定していても、やっぱり愛されたいし、薬じゃない正しい幸福を掴みたい。他力本願になっちゃうね。ひとまず今は自分のやれることはやりつつ、ラッキーな優しさや幸せをこぼさない準備をしておく。