街の青を
初回から少しスパンが空いたけど書きます。音楽の話と、どうでもいい身の上話でも。あくまで自己満。
自分は地元でライブをやったりライブを見に行ったりしてる。 だからライブハウスとかスタジオとか楽器店とかにはよく顔を出すしそこで知り合った人も少なくない(初回で言ったとおりです)
プロと同じように大好きな地元バンドもたくさんいる。特に三島のThe Restaurantってバンドが好き。
HOLIDAY! RECORDSでもE.P売ってて、ちょうどSoundCloudにお気に入りの曲があがってるからぜひ聴いて!↓
The Restaurant / 深夜二時 by HOLIDAY! RECORDS | Free Listening on SoundCloudThe Restaurant / 深夜二時 by HOLIDAY! RECORDS | Free Listening on SoundCloud
荒いサウンド、シンプルな曲構成
「アジ○ンとかエルレ○ーデンとかその年代の影響バリバリ受けてるでしょ!」って感じ。このバンドのそういった真っ直ぐさが最高。(E.P.に入ってるアップテンポの「Summer」って曲は特に)
僕はその90年代後半〜00年代前半の邦ロック大好きマンだから、The Restaurantを嫌いなわけがない。実際この曲作って歌ってるBa.&Vo.の井手さんと話したときも、ART-SCHOOLとGRAPEVINEを意識してられるようでした。
GRAPEVINEの影響もあるのか歌詞に引き付けられる。
1番目のAメロ
深夜二時をファミレスの灯りが照らす
眼に映るケチャップの赤が騒ぐ
情景描写から入るのがとても良き!
「ケチャップの赤が騒ぐ」って表現がいいよね。
こっからも映像的な描写が続き、
そしてサビで
光と闇が照らしたのは思いを持った街の青でした、見えるか?
どこかGRAPEVINEっぽい
最後「見えるか?」 そう問い掛けられたときにAメロ〜サビへと続いた情景描写が歌い手だけのものじゃないんだってことが分かる。
一気に聴き手のモノへと変わったり置き換えたりすることができる。それでいて光と闇が照らす「青」っていうのは、きっと人によって違うと思うし、何より「''街の''青」なんだ。
その「青」がどんな方向性でどれほどの大きさのものなのかは分からない。
でもそれはきっと街の中、身近な日常の中にあるものなんじゃないかな。
「近いからよく見失うけど、大切なことは確かにそばにある」
そんな感じの歌だと勝手に思ってる。
作者の本意とは違ったら凄い失礼なことでも、僕はそう感じてこの曲に救われてきた。
救われたって言うと重いけど、このバンドと曲にお世話になったことが多々ある。
こっからは身の上話というか最近思い返したことを。「てめぇそのツラでメンタルヘラってんな!きめぇ!」って方は飛ばしてくれい。
身近な人にしか言ってこなかったけど、今年父親が亡くなった。割と最近。
自分が中学の時に両親は離婚し、僕は母方に引き取られて静岡に残り、父親は東北の実家へ帰った。
(母親は父に酷い仕打ちや罵倒をするような面もあるから正直苦手で、現在もあまりよくはない関係が続いてるけど、養ってもらってる分何も言えないし、感謝してる面も小さくない)
父方の祖母は年取って田舎に一人暮らしでいるから何かと不便だろうし、父は父で静岡が好きではなかったうえに、病気も抱えていたので田舎の地元へ帰るってのはベストな選択だったと思う。
だからなのか、父の訃報を電話で告げられたときに泣くこともなくただ呆気にとられてた。祖母の家を訪問したときも、綺麗に置かれた仏壇と少し若い頃の父の遺影が現実味を帯びていなくて、悲しいことは悲しいけれど形のある実感はないままだった。
そして今日祖母に電話をしたとき父親が亡くなる直前の話を聞いてボロボロ泣いた。
悲しみとか後悔とかたくさん思うことがあって複雑で、表現能力に乏しい僕には何とも形容しがたいのだけれど、やっぱり身近にあったんだってそう確信した。気付くのは遅すぎたけど。
そんなことがあって丁度「深夜二時」を聴いてたから書こうと思い、今に至るんです。
自分は世間も知らない若干ゆとりのクソガキだ。だけどせめて今の日常を大切にしていけたらと思う。
街の青がはっきりと見えるように。
生きてる僕にとってやれることは、それしかないんじゃないかな?
頑張るぞい!
The Restaurantのもう1人のボーカルでリズムギターのゆうやさんの曲も大好きなんだ。
この曲も深夜二時と同じようにお世話になった曲。この曲もまたブログで書きたいなーなんてw
ライブ映像だけど是非見て!
2013年、冬
The Restaurant/2013年、12月、冬 - YouTubeThe Restaurant/2013年、12月、冬 - YouTube
それと最後にちゃっかり宣伝
来週11/6(日)に三島広小路駅すぐちかく三島スタジオO&Kでいつもの企画やります!
今回企画名改めて「Teenage Holidays」
学生がほとんどだけど、みんないいバンドとユニットでおすすめ!念願だったThe Restaurantも初対バンで、僕のやってるSeagullも結成2回目のライブ
スタジオライブだけど入場無料!
気軽にこれて気軽に楽しめるライブになればいいなと!音楽だけじゃなくて、このライブを通じて新しい交流が出来てくれは万々歳!
このこじんまりとしたライブも''街の青''になってくれればね
ぜひ!
三島スタジオO&K
柏原企画「Teenage Holidays」
Open:13:45/Start:14:00
The Restaurant/Seagull/林檎ぷりん/あくまきらー
入場無料!